17-07-29 大学での活動について

本当は科学フェスティバルinよねざわ 一日目にしようと思ったのですが。ここで、松葉の大学のイベント活動についての考えをまとめてみることにしました。

研究室の小さかった頃は、目も行き届いていましたし、全員を出張実験に連れていき、PFやSPring-8、J-PARCなどで夜通し実験をして、その中で議論したりできたと思います。しかしながら、教員一人で15名以上の学生がいるとなると、銅鉄実験は基本しないというポリシーもありますので、全員を出張実験に連れて行くのは難しい(予算的にもそこまで裕福ではないし、時間もないし)。また、実験を見学に行くことはヘルプが必要な場合を除いてよほどでないとしない。自分の実験があるよりも効果は落ち、費用対効果を考えるとどうしても強い意味は感じないです。(どうしても二名必要とかそういうときじゃないと)

で、ならばどうするか?3年前に修了した世代の学生と話したのですが、ならばイベントを使おうということにしました。まだ、若手教員だし。(この辺りは、前職で助手になったときに、当時の教授が若手だから率先してイベントに参加しないとね、なので手伝ってほしいといわれたことに所以します。)

効果としては、学生の教育面ではいろいろと学生に考えさせる機会があるし、さらには子供たち、保護者の方々などなどとお話しすることで、表現力とか将来、働いた時の力になるのではないか?と。よって、うちでは「科学フェスティバル」やその他イベントにかなり積極的に出ることにしました(しています)。

ただ、ほかの研究室のように、研究そのものをイベントで見せるのはかなり難しいです。研究内容がサイエンスより、かつ企業との共同研究メインということもありまして、どちらかというと学会発表、論文に重点を置きたいです。正直、一般の方々に向けて発表売るような結果ではないです。例えば、「フィルム内部の結晶の厚みの時間依存性」が面白いと思うのはかなりマニアックなのは認めます(工業的・科学的な意義はあるんですよ)。よって、出し物は「分光器」や「おゆまる」になりました。まぁ、高分子構造解析、物性解析という意味から考えると、「分光器」は装置ですし、「おゆまる」は結晶の融解プロセスなのでいいでしょうと。紙粘土も高分子ですし成形なので押し切れますが、おおもとの講師(娘)が大阪ですし(笑)。

実際にやってみると学生さんのいろいろな面がわかるので非常に助かります。嫁のセリフですが、「動き見てたら、わかるわ」。

松葉研は「分光器」→「おゆまる」→「おゆまる2」→「おゆまる3」とやっていますので4年目ですか。早いですね。基本的に娘からのアドバイス(当時小5)がありまして、
〇かならず子供自身が手を動かして物を作ること
〇作ったものを、持って帰ってもよいということ
が重要と言われたので、それだけは守っています。あと、おゆまるはそんなに時間がかからないのでお客様の人数がたくさん来ても、お兄さん、お姉さんの人数とお湯さえ何とかなれば、何とかなる!

今回は、わざわざ2名の3年生が立候補して手伝ってくれています。また、OGで他大のM1の学生さんも、久しぶりに研究の議論に来たついでに手伝ってくれています。みなさんそれぞれ非常に優秀でして、来年もお願いしたいな(笑)。そう考えると研究室を中心としたいろんな「輪」を広げるのにもいいのかな、と感じています。

お疲れさまでした。明日もよろしく。

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