20-07-01 Web講義について4(まつば)

学生さんからの声を聞いて松葉の感想です.

多分一番良かったと思うのが結局「教員といかに繋がれるか」というところだと思います.もともと4期生のころから研究室の連絡をLineに切り替えていたので(現在11期生在学中)Lineに対しては基本抵抗感はありませんし,学生さんが連絡しやすいということで現在も使っています.使用率が99%以上!!ですからね.

どうも,Webクラスのメールは敷居が高いと思う学生も多いみたいで(気にしなくてもいいのに),気軽に話しかけられるLineのようなSNSは非常に重要ということがわかりました.ただ,実際に連絡をしてくるのは10人程度とそこまで多くなく,むしろ窓口として置いておけばいいのに,とは思います.

あと,ZOOMでの講義ですが,色々意見がありました.私のやり方はあくまで補助なので,顔出ししなくても良い,質問があれば適宜受け付ける,いつでていってもいつ入っても良いに近い形です.最初の方にいいましたが,学生のネットワーク環境を考えると最小限で済ませるのがベストと言う考えだったので,PPT+音声のみで押し切りました.あと,Lineでの会話も熱統計力学では残してありますし,音声講義も基本残してあります.(聞いていないという声もありますし,助かるという声もあります).あくまで松葉の若い子論になりますが,学生は選択肢が少ないのを極端に嫌うという性質があるので,あくまで多くの中から選べる形にしたのが良かったのかなと思います.

ただ,そのあたりの意義はかなり伝えないと伝わらないっていうのも理解しました.言えばわかってくれるのでいいのですが.

教科書について
実はWeb講義の立ち上げようとしたときに,以前の式が多めのものから,絵柄と図が多いものにしました.(以前のは参考書として残してあります)Web講義を見据えて,しかも化学系のなかで物理を教えるならば,本質的の部分を残すならばどこか,どこをわかりやすく,理解しやすくするかを考える必要があるかと思います.それを考慮すると,絵が多め,図が多めの方が向いているという結論になりました.実は力学も同じ考えです.で,今の学生さんは(私より下の世代はそうな場合が多いのですが)漫画を基本読んでいるので「絵」と「文章」が同時にあるのを苦にしない気がします.また図についても,基本的に読み方,見方を教えたらきちんと理解してくれるというのが感触としてありました.

対面とWebとどちらがいいのか?
という疑問について,いろいろな意見が来ました.対面じゃないと授業受けている気がしない,やはり講義室でしっかり声を聞きながらノートをとってという形のほうがいいという意見が4割くらい.(時間が決まらないので怠けるというのもありました).対して変わらないと思う,どちらにもメリットが有るというのが3割.時間の自由が効くし,いざとなったら巻き戻せる(これのメリットは娘も言っていました)などのメリットが大きいというのが3割.という感じでしょうか.7割が対面を望むとも言えますし,6割はウェブ講義のメリットも理解しているとも見えます.せっかく新しい形になったんだから,うまく使いこなしたいなと思うのが正直です.ただ,研究は正直対面でないと厳しいとは思います.

テストについて
正直,試行回数が少なすぎてどうしたらいいのか,悩んでいます.多分答えはないです.可能ならば対面のほうがやりやすいですね.採点がしんどい….まだ,仕組みが整っていないという気がします.お互いに.

課題について
TWなどで不満がうずまきまくっていますが…個人的には,ZOOMやその他で学生とコミュニケーション取らないならば,唯一のコミュニケーションの場が課題です.気持ちはわかるのですが,以下に課題を出さずに理解しているのを追いかけるかが教員の腕の見せ所だとは思います….答えがあるような課題は(次週に宿題を解くので)どちらでもいいのですが,可能な限り感想や改善点を書かせたほうが良いと思っています.教員がやるべきことはきちんと返答することでしょう.これは,I大学のO先生から学びました.

多分なのですが…
全員が満足するものを作るのは多分無理で,これもCOVID-19という非常に特殊な状況だから許されているというところも多々あると思います.ある意味,自粛期間があったからこそ,講義の準備に時間を費やせたのも事実です.ただ,全員とは言わなくても9割位の学生にとって不満のないものは作れるような気がします.まだ修行ですね.

つうわけで,
今後,Web講義については,そちらに向かっていくと思います.ただ,私みたいに動画で見るといまいちなタイプは,基本的にWebClassを使って,地味に講義資料を積んでいくほうがあっているかな,と思います.スター性がある先生はどんどん動画を使えばいいし,数式の導出をしないと進まない教員はそれをできる,学生に伝わる仕組みでいいじゃないのと思います.多分,答えは一つじゃないです.うまく,来年以降に繋げる形にしたいと思います.

とはいえ,実験はやっぱり手をう誤差無いといかんよなぁと思います.遠隔実験も,結局「頼んだ学生もそれなりに放射光小角X線散乱の経験がある」からなんとか回った気がします.そう思うと,そういうやり方に切り替えていくしかないのかな,と考えています.このあたりも修行ですね.

実験に行きました.久しぶりで楽しかったです.

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