22-02-15 21年度修士公聴会(2/14-15)

年に数回しか更新がないのですが…。とりあえず、修士公聴会はまとめようということでまとめました。(公聴会は公開なので)

2/14 村山駿介くん「二種類の金属イオンを含むエチレン系アイオノマーの構造解析」(英語発表)
(Study on structural analysis of ethylene ion

omers containing two types of metal ions)

アイオノマーは10年ほど前に始めて色々と学びながら進めているテーマです。強烈に難しいのですが。副査は西岡昭博先生、香田智則先生にお願いしました。直前まで色々と議論をしていたのですが、最後に方針が立って一気に話が進みました。まず、瀧本先生から、イオン会合体の中のイオンの数について質問を受けて議論をしました。また、川口先生からイオン会合体半径の大きさについて議論を受けていました。また、西岡先生からはなぜ二種類のイオンで中和させると機械特性が上がるのか?という根源的な質問がきました。さらに、香田先生から電子密度の分布について質問を受けました。英語と日本語のちゃんぽんになりましたが、頑張って議論をしていました。

なんにせよ、イオン会合体と結晶の相関について多面的に議論していました。なお、博士後期課程でも続けて研究をしてくれます。

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2/15 佐藤綾汰くん「フッ素樹脂・PMMAブレンドの相分離と結晶化挙動」

こちらも先輩から引き続いてやってもらったテーマです。なかなか進みづらい局面もありましたが、BL38B2@SP-8の実験の数を重ね、種々の実験を行い、相分離と結晶化の基礎的な知識をためていくことで良い論文になりました。副査は伊藤浩志先生、宮田剣先生にお願いしました。宮田先生からはサンプルの作成手法についての質問と他のPMMA混合比についてどの様になっているのかについて質問がありました。また、伊藤先生からは相溶性の評価の方法やAFMでの結晶構造、高次構造とSAXS測定の結果についての議論、また分子の可動性についての議論がありました。さらに、川口先生から、フッ素樹脂とPMMAについて「どの部分がなぜ」混ざるのかという根源の質問がありました。

就活がおわったあとの実験、議論で一気に成長しました。企業で、さらなる活躍を期待しています。

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2/15 近藤優成くん「異なる分子量のポリオールを用いた熱可塑性ポリウレタンの熱力学特性と構造の相関」

近藤くんが4年になったときに企業からの共同研究で開始したテーマです。結晶化とも相分離とも少し異なっているテーマでなかなか大変でした。副査は熊木治郎先生と杉本昌隆先生にお願いしました。熊木先生からは企業からの共同研究ということで用途についての質問がありました。このあたりはもうちょっと抑えておきたかったところですね。また、杉本先生からは粘弾性測定について多くの質問があり、絡み合いやガラス転移についての議論をしました。

しっかり実験をして実力を身に着けてくれました。企業でも十分活躍できると思います。期待しています。

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3人ともお疲れさまでした。

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